緊急時に備えよう!
 緊急時に備えて、まずはここから食料品備蓄を始めましょう    
   カセットコンロ
飲料水として一人当たり・・・1日1リットルの水が必要です
調理等に使用する水を含めると・・・3リットル程度あれば安心です。
熱源は、食品を温めたり、簡単な調理に必要です。
ボンベも忘れずに。
   缶詰
 〈エネルギー及び炭水化物の確保〉
  備蓄の柱!  
2㎏の米が一袋あると、水と熱源があれば、
約27食分になります。
(1食=0.5合=75gとした場合)
 〈たんぱく質の確保〉
缶詰は調理不要で、そのまま食べられるものを選ぶと便利です。
(注) 湯煎や米を炊くためには鍋等の調理器具が、
     プルトップ以外の缶詰には缶切りが必要です。 
 普段使いの食料品を多めに・・・    これが備蓄!
〈普段使いの食料品を「買い置き」しましょう〉
普段使いの食料品等の「買い置き」も有効な備蓄方法のひとつです。
米など、通常購入している保存性の良い食料品を少し多めに「買い置き」しましょう。
 〈消費分の買い足しをしましょう
賞味期限を考えながら計画的に消費し、
消費した分は新たに購入するようにしましょう。

いざという時の備え (備蓄食料品リスト)  

★ 備蓄食料品は、主食(炭水化物)+主菜(たんぱく質)の組み合わせで、
    最低でも3日分、出来れば1週間程度を確保しましょう。

★ ライフライン(電気、ガス、水道)が停止する場合を想定し、
    水と熱源(カセットコンロ等)は、1週間程度(水21㍑、ボンベ6本程度)あれば安心です。

★ 高齢者、乳幼児、慢性疾患の方、介護を要する方、食物アレルギーの方、
   へ配慮した食料品
は、別途準備しましょう。

    *以下の例は、大人1人が3日間、あるいは1週間生活するのに必要な食料品の1例です。

【必須】    エネルギー及び炭水化物の確保
 主 食 1食分の
目安 
3日分(例)
9食
1週間分(例)
21食
備考
(3日分のイメージ)
精米または無洗米 1食分(75g) 9食
レトルトご飯、アルファ米 1パック 7パック 7パック アルファ米×2
レトルトご飯×5
小麦粉
パン(食パン) 1食分 1食分 1食分
もち 2個(切り餅)
乾麺(うどん、そば、パスタ) 100g 200g(2食分)
即席めん、カップ麺 1個 1個 1個
乾パン、パンの缶詰 1缶
シリアル類 等 50g 50g(1食分)
 * 米を中心に、上記の食料品を組み合わせ
      3日分であれば9食1週間分であれば21食を確保
 * 米・パンは普段1食に食べる量を、1食分と考えましょう。
【必須】  たんぱく質の確保
主 菜 1食分の
目安
3日分(例)
9食
1週間分(例)
21食
備考
(3日分のイメージ)
肉・魚・豆などの缶詰 1缶 5缶 11缶 缶詰×5
レトルト食品 1パック 2パック 7パック レトルト×2
豆腐(充填)    1食 2食
 乾物(かつを節・桜エビ・煮干し等)   適量 適量  
ロングライフ牛乳 等      1本  
 * 上記の食料品を組み合わせ3日分であれば9食、1週間分であれば21食を確保    
副 菜
・野菜・山菜
・海藻類等   梅干し
 のり、乾燥わかめ、乾燥ひじき
 日持ちする野菜類 (玉ねぎ、じゃがいも、乾燥野菜、漬物等)
 缶詰 (トマト水煮等)
 野菜ジュース 等
汁物  インスタントみそ汁、即席スープ 等
果物  缶詰 (桃、みかん、パイナップル 等)
 果汁ジュース
 日持ちする果物 (バナナ、りんご、みかん、柿など季節に応じた果物) 等
そ の 他
 調味料  塩、みそ、しょうゆ、酢、砂糖、食用油、ケチャップ、マヨネーズ、バター等
 嗜好品  緑茶、紅茶、コーヒー、ココア 等
 菓子類  チョコレート、飴、ビスケット、煎餅 等
 日常使いしている食品  食物アレルギー対応食品、香辛料 等
 その他  ふりかけ、ジャム、はちみつ、スキムミルク 等
不慮の事態が発生した場合には、不便な生活を強いられることから、
例えば、塩類の補充、殺菌作用や疲労回復の効果が期待できる「梅干し」や、
     精神的ストレスを和らげ、エネルギー補給効果もある
                          「チョコレート・ビスケット」
といった「おやつ」などを、適宜、備えておくとよいでしょう。