「生活不活発病」に注意しましょう
生活不活発病とは・・・
「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、
心身の機能が低下して、「動けなくなる」ことをいいます。
 避難所での生活は、動き回ることが不自由なことに加え、それまで自分で行っていた掃除や炊事、買い物等などができなかったり、ボランティアの方等から「自分たちでやりますよ」と言われてあまり動かなかったり、心身の疲労がたまったり・・・
 また、家庭での役割や、人との付き合いの範囲も狭くなりがちで、生活が不活発になりやすい状況にあります。
 生活が不活発な状態が続くと心身の機能が低下し、「生活不活発病」となります。
特に、高齢の方や持病のある方は生活不活発病を起こしやすく、悪循環となりやすいため、早期に対応することが大切です。
               予防のポイント 
      ○ 毎日の生活の中で活発に動くようにしましょう。
        (横になっているより、なるべく座りましょう)
     ○ 動きやすいように、身の回りを片づけておきましょう。
     ○ 歩きにくくなっても、杖などで工夫をしましょう。
        (すぐに車いすを使うのではなく)
     ○ 避難所でも楽しみや役割を持ちましょう。
        (遠慮せずに、気分転換を兼ねて散歩や運動も)
     ○ 「安全第一」「無理は禁物」と思いこまないで。
        (病気の時は、どの程度動いてよいか相談を)

   ※ 以上のことに、周囲の方も一緒に工夫を。
      (ボランティアの方等も必要以上の手助けはしないようにしましょう)
   ※ 特に、高齢の方や持病のある方は十分気をつけましょう。
避難所生活でも・・・・  衛生管理が大切
  暑い時期は、食中毒! 寒い時期は、ノロウイルス!
@ 手洗い (あればアルコールで消毒) (30秒)
   水がなければウェットティッシュで
A 汚染されている食品・食器は一緒におかない!
   食品は十分に加熱する (85℃以上 1分)
B ほこり・直射日光が食品に当たらないように!
●ノロウイルスには、
 次亜塩素酸ナトリウム(ハイタ―)
  で消毒しよう
・ドアノブ・蛇口・テーブル
  2Lのペットボトル・・・
  ペットボトルキャップ2杯のハイタ―
・トイレ・吐いたところ
      (直接触れない)
  500mlのペットボトル・・・
  ペットボトルキャップ2杯のハイタ―