無理なくできる!  ❝ 減塩のコツ ❝  食べ方編・調味編
―①食べ方編―
1日当たりの食塩摂取量(成人・20歳以上)
性別 生活習慣病予防
のための目標量
高血圧の場合に
推奨される量
現状平均
男性  8g未満  6g未満  11g
女性  7g未満  6g未満  9.2g
   高齢者の場合は

味覚が低下している状態で薄い味付けにし過ぎると食が進まず、低栄養になりやすくなります。
過度な減塩にならないように栄養士と相談しましょう。
 ちょっと気を付けるだけでこんなに塩分を減らせます!
ラーメンなどの麺類はスープを残す

全部飲むと  
食塩相当量 7g
スープを残すと
食塩相当量 3.5g
ソースなどの調味料は
「かける」よりも
「つける」


かける つける
使用量 15.2g
食塩相当量 0.9g
使用量 8.4g
食塩相当量 0.5g
食卓に調味料を置かない

味付けされたおかずにも無造作に卓上の調味料をかける習慣はありませんか?
置くとしたら塩分を多く含まない、味にアクセントが出せる調味料にしましょう。

しょうゆ
ソース
➔  コショウ

七味唐辛子
練り製品、加工食品、漬物、つくだ煮類は
塩分量が多いので食べる量を控える


練り製品 食塩相当量
ちくわ(1本90g当り)  1.9g
かまぼこ(2切30g当り)  0.8g
 加工食品 食塩相当量 
 ロースハム(2切40g当り)  1g
 ウインナー(2本50g当り)  1g
 漬物・つくだ煮 食塩相当量 
梅干し(1個10g当り))  2.2g
ノリのつくだ煮(10g当り)  0.6g
 減塩商品も活用しましょう!
お弁当などは食塩相当量を確認し、少ないものを購入する
          ―②調味編―
献立にはメリハリを
料理をすべて薄味にすると物足りないので、なにか1品しっかりと味をつけ、他を薄味にすると満足が得られます。
薄味を美味しくするアイテム
 だし  旨み・コクで満足感を高める
 酢・かんきつ類  酸味が物足りなさをカバー
 香辛料  ピリ辛が薄味をお補うアクセントに
 香味野菜  香りで味を変化させ、奥深い味わいに 
 香ばしい食品
 ★砂糖やみりんの
  使用も控える
 煮物など、甘みをつけたら塩味もたさないと味が調わないので、塩分と共に甘さも減らしましょう。
その分だしを効かせると◎
味付けは最後に
舌は食材の表面についた味に反応するので、中が薄味でも表面に味がついていれば美味しいと感じることができます。
 焼き物・照り焼き  下味なしで焼いて、仕上げにタレや味噌を塗ったり調味料を絡める。
 煮物  だしだけで煮て、最後に味付け。
塩分の少ない調味料や減塩商品を活用
いつも使う調味料を塩分の少ないものに替えるだけで、簡単に減塩!
 ・例 : 目玉焼きに 『しょうゆ』➔『ソース』 にチェンジ
  小さじ 1(5ml) の食塩相当量
  マヨネーズ トマト
ケチャップ
中濃ソース 淡色辛みそ 濃口醤油 減塩商品
減塩みそ 減塩醬油
塩分 0.1g 0.2g  0.4g 0.7g 0.9g 0.3g 0.4g