歯周病予防のための効果的な歯磨き
磨く順番 

  磨き残しのないように、ブラッシングしましょう。
  下の図のように、磨く順番を決めるとよいでしょう。
②歯ブラシの正しい持ち方

歯ブラシは、鉛筆を持つように握りましょう。
 
③磨き方のポイント

ブラシの毛先が歯と歯茎の間に45度の角度であたるようにし、前後に細かく振動を与えるように磨きましょう。
くれぐれも力を入れ過ぎないように。
④歯並びのよくないところを磨くには

歯並びがよくないところは、歯ブラシが届きにくくなります。
歯ブラシを縦にして、一本ずつ磨いていきましょう。
⑤歯と歯の間のプラークも除去

歯ブラシだけでは歯と歯の間のプラークを完全には取り切れません。
歯間ブラシ、ワンタフトブラシ、デンタルフロスなども積極的に使いましょう。

 Ⓠ.電動歯ブラシは効果的?
 歯ブラシは電動でもそうでなくても大丈夫ですが、電動歯ブラシを使う場合も、磨き残しに注意が必要です。
歯への当て方と磨き順番に気を付けて、上手にプラークを除去しましょう。
 Ⓠ.歯磨剤はどんなものを使えばいい?
 歯周病予防で一番大事なことは、プラークの除去です。
まずは何も付けないで磨き、その後にお気に入りの歯磨き剤を使い仕上げ磨きをしましょう。
 ★.定期的に歯科医で診てもらいましょう
 歯科では、歯磨方法の指導や歯石(プラークが固まったもの)の除去もできます。
お口の中の健康を守るために定期的に診てもらいましょう。

生活習慣を改善してより効果的に予防しましょう!
これらの環境や生活習慣は口の中の環境を悪化させ、歯周病になるリスクを高めます
 ●甘いものをよく食べる。
 ●歯ぎしりや食いしばりをする
 ●口呼吸
 ●過度のストレス
 ●不規則な食事
 ●喫煙
  

生活習慣を見直してお口と体の健康を守りましょう!

8020(ハチマルニイマル)運動・・・歯の本数と食べ物の関係
残っている歯が多いほどい、食べられるものの種類が多くなります。
残っている歯が20本以上あると、食生活に影響が出ません。
生涯の健康を支えるために、80歳になっても自分の歯を20本以上保つ「8020」を目指しましょう!
おいしく食べるために必要な歯の本数
18~28歯  フランスパン、酢だこ、イカの刺身、スルメイカ、たくあん、堅焼きせんべい
6~17歯  きんぴらごぼう、せんべい、豚肉(薄切り)、かまぼこ、れんこん、おこわ
0~5歯  うどん、なすの煮つけ、バナナ
(厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム」)参考