知ることはチャンス 
骨 密 度
 
骨密度測定とは
骨密度とは骨量とも言い、骨の材料でもあるミネラル(カルシウムなど)がどのくらい含まれているかを調べます。
骨密度測定結果の見方(超音波法)
 ●あなたの測定値はの位置です。
    測定値()が平均値のラインよりも下についていたら要注意です。
  

 ●同じ年齢の平均値と比較して
    同じ年齢の人と比べて、骨密度が高いか低いかが分かります。

 ●若年成人時の平均値と比較して
    若い時(20~44歳)と比べて、どのくらい骨密度が下がったかわかります。
     ・80~90%・・・要指導    ・80%未満・・・要精密検査

 女性は平均値でも骨粗しょう症になるリスクがあります
    ただし、骨密度だけでは骨粗しょう症の診断はできません。
    自己判断せずに専門医に相談してください。
骨粗しょう症ってどんな病気?
骨粗しょう症になると転んで骨折するだけでなく、気づかないうちに背骨がつぶれてしまうこともあります。
1年間で身長が2、3cm縮んでいたら、骨粗しょう症の疑いがあります。
骨粗しょう症により骨折が生じやすくなる4つの部位
骨の強さは骨密度だけではありません
            骨密度7割 + 骨質3割 = 骨強度

 骨はコラーゲンというたんぱく質と、カルシウムを組み合わせてできています。
 骨をビルに例えるとコラーゲンは鉄筋、カルシウムはコンクリートにあたります。
 この2つが組み合わされて頑丈なビル(骨)ができるのです。
骨粗しょう症を予防するために
成長期の骨作りが最大の予防です。
 
骨も新陳代謝をしています

・骨は毎日、破骨細胞により壊され、骨芽(造骨)細胞により作られ、全身の骨は2~3年で新しいものと入れ替わります。

・身長の伸びが止まっても、一生を通じてカルシウムが必要です。
         今日から 骨粗しょう症予防を 始めましょう。!