脂質異常症の発症を予防しよう!
★ チェックしてみよう! ★   
★あなた自身に当てはまる、もしくは近い考えの方にしてみましょう★ 
   項  目  YES  NO
 ①  脂質 = コレステロールである。    
 ②  脂質はゼロに近い方が良い。    
 ③  喫煙は動脈硬化を悪化させる。    
 ④  脂質異常と動脈硬化は関係ない。    
 ⑤  改善にはコレステロールが多い食品を減らせばよい。    
 ⑥  ご飯は満腹になるまで食べる。    
 ⑦  ちょっとした外出にも車や電車を使う。    
 ⑧  出来る限り階段を使うようにしている。    
 ⑨  牛肉や豚肉など脂肪の多い食べ物が好き。    
 ⑩  野菜をしっかり食べている。(目安として、1日野菜小鉢5皿程度)    
 ⑪  ついつい甘いもの(菓子・果物)を食べる。    
 ⑫  お酒をよく飲む。    
正しい答え、もしくは良い生活習慣の選択肢
    1-NO、 2-NO、  3-YES、  4-NO、    5-NO、    6-NO、
    7-NO、 8-YES、 9-NO、  10-YES  、  11-NO、   12-NO
 脂質には、代表的なものに、コレステロール と 中性脂肪 があり、
細胞の成分となったり、エネルギー源となる、体にとって大切なものです。
しかし、多すぎると動脈硬化の原因となり、 脳梗塞や心筋梗塞 を起こしやすくなります。

 具体的な生活改善で脂質を正常に保とう!
(主菜)
豚の生姜焼き
Change
肉より魚・大豆製品を

サバ味噌煮 or
麻婆豆腐 など

肉の油身に含まれる飽和脂肪酸は、コレステロールの合成を高めます。
魚や大豆製品には、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸が多く含まれています。
 この食事をどのように変えたら
良いでしょう。

 
 (飲み物
―オレンジジュース―
Change
お茶かブラックコーヒー

お茶 or ブラックコーヒーに

甘い飲み物やジュースに含まれる糖質は、中性脂肪を上げます。
 (主食)
―大盛りのごはん―
Change
主食の大盛り・
おかわりは 厳禁


普通盛り にしましょう

主食には糖質が多く含まれています。
 (副菜)
―きんぴらごぼう1皿―
プラス
野菜小鉢は2皿でたっぷり

ほうれんそうのおひたし or
生野菜サラダ or
かぼちゃの煮物
などもう1皿プラス

野菜や海草・きのこに含まれる食物繊維には、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。
 (果物)
―リンゴ半個と   
     みかん1個―

Change
1日握りこぶし1個程度に

りんご半個 or
みかん1個のどちらか1つ

果物には糖質が多く含まれています。
1日握りこぶし1個程度を目安にしましょう。
  ❢お酒は1日1合まで
 日本酒1合 or ビールロング缶1本(500ml) or ワイン2杯 or 焼酎25度1杯(110ml)
        のどれかひとつ
 
1日1合までならば、HDL(善玉)コレステロールを上げる働きがあります。
しかし、それ以上になると、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が上がってしまうので控えましょう。  
 *食生活の改善はあくまで1例です。
  同じ食品に偏らないよう、バランスよく食べることが大切です。*
★ 重要なのはコレステロールの合成を抑えること ★ 
コレステロールは、約80%が肝臓で合成され、約20%が食べ物から摂取されるため、まずは合成されるのを抑えることが重要です。 
 飽和脂肪酸を多く含む食品
(冷蔵庫に入れると固まる油)

コレステロールの合成を高める

脂身の多い肉・ベーコン・ソーセージ・
ロースハム・チーズ・バター
・インスタントラーメン・ポテトチップス
・チョコレート・クッキー・ドーナツ など
 不飽和脂肪酸を多く含む食品
(冷蔵庫に入れても固まらない油)

コレステロールの合成を抑える

魚介類・魚の卵・大豆油・豆腐・納豆
・菜種油・ごま油 など
脂質異常症の診断基準 (空腹時採血) 
 LDLコレステロール   140mg/dL 以上   高LDLコレステロール血症
 120~139mg/dL  境界域高LDLコレステロール血症
 HDLコレステロール  40mg/dL 未満    低HDLコレステロール血症
 トリグリセライド  150mg/dL 以上   高トリグリセライド血症
   年に1度は必ず健診を受けましょう!!