歯周病と全身疾患
歯周病もむし歯も細菌の感染です。
生活習慣病と言われ、タバコ・ストレス・悪習慣など歯周病を悪化させる要因は様々ですが、その直接の原因となるのは細菌です。
近年、歯周病と全身疾患の密接な関係が明らかにされてきました。
お口の中をきれいにし、歯周病を治療、予防することは、全身疾患の予防にもつながるのです。

  ◆ 歯周病と関連のある全身疾患 ◆
      ・糖尿病  ・心臓疾患  ・動脈硬化  ・肺炎  ・低体重児出産  
      ・早産   ・骨粗しょう症
〜 実はとても大切なだ液の働き 
私達のだ液は、耳下腺、舌下腺、顎下腺の大唾液腺と口腔粘膜のある小だ液腺でつくられています。
その他にも、口の中を湿らせることによって、下の運動を滑らかにすることができるので、言葉を発する時などには発音を助けたり、また、虫歯にならないように口の中を洗浄する働きもしていますし、歯を保護する膜をつくる働きもしています。
〜 年齢と共に減少するだ液〜
だ液の分泌は、夜寝ているときは少なくなります。
そのため、夜間の口の中で増殖しやすく、朝起きると、口の中が粘ついたり、口臭が気になったりしがちです。
また、だ液の分泌量は、ストレスや疲れ、加齢、薬の副作用などで減少することもあります。
耳下腺のマッサージ 顎下腺のマッサージ 舌下腺のマッサージ