食中毒に気を付けよう!
 食中毒はどうやって起こる?
 多くの場合、食中毒の原因となる菌やウイルスのついたものを飲食することで発症します。
食中毒を起こすと、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸障害や、しびれ、麻痺などの神経障害が起こります。
悪化すると死に至ることもあるため、充分な注意が必要です。
 どんな種類がある?
 食中毒には、毒キノコやフグのキモなどの自然毒が原因で起こるものや、化学物質によるものもありますが、ほとんどの場合は食中毒の原因となる細菌やウイルスにより発症します。
食中毒の原因菌やウイルスは、身の回りのあらゆるところに存在しますから、毎日の生活の中で予防を心がけることが大切です。
 食中毒予防の3原則?
 菌・ウイルスが原因で起こる食中毒は、食品などに菌やウイルスがいないか、いても食中毒を起こす量までに増えていなければ発症することはありません。
食中毒を予防するために、次の3つの衛生習慣を守りましょう。
 ① ③ 
 菌・ウイルスを
つけない
菌・ウイルスを
増やさない 
菌・ウイルスを
殺菌する 
 洗う  冷蔵  加熱
 食品・手・調理器具は
しっかりきれいに洗う。
 常温で放置せず、
冷蔵庫で保存する。
 食品内部まで
十分火を通す。
覆う   長々と食べない  調理器具
 菌がつかないよう、
食品はふたやラップフィルムで
覆って保存。
 ダラダラせずに手際よく食べ、
残ったものは冷蔵庫へ。
こまめにしっかり洗い、
定期的に消毒する。