朝食を食べて元気に! 健康に!
~朝食はなぜ必要なのでしょうか?~
 ■ 1日の活力源   ~体を目覚めさせる~
 ● 温かい汁物(スープや味噌汁)には体温や血圧を上げて体を目覚めさせる働きがあります。
 ●  朝食を食べないと、脳や体が活動する状態にならないため、頭がボーッとしたり、イライラにもつながります。
  ★ 炭水化物は脳にエネルギーを送る     ごはん・パン・シリアル・・・・ 
 ■ 毎日の健康維持に   ~野菜不足の解消に~
 ● 1日350以上(約5皿) が目標量とされている野菜は、栄養がいっぱい!
この量を1日2回の食事でとるのは難しいので、朝食でも1皿は常にとるようにしましょう
 ■ 生活習慣病の予防に   ~食事のリズムを整える~
 ●  外食が多い人は、外食で不足しやすい野菜や大豆製品(豆腐や納豆)、乳製品、果物を朝食できちんと食べましょう。
   ★1日3食のリズムが乱れると、血糖のコントロールを乱しやすいなど、生活習慣病も心配になります。
 ■ 腸への影響   ~毎日の排便習慣をつくりやすい~
 ●  食べたものが胃の中に入ると、その刺激で大腸が活発に働き、便意をもよおします
朝はこの運動が最も強く現れるので、規則的な排便習慣をつくりましょう。
 ■ 肥満の予防に   ~体脂肪の蓄積を防ぐ~
 ● 朝食抜き(1日2食)の生活を続けると、体はエネルギーを節約しようとするため、体脂肪を分解する能力が低下し、体脂肪を蓄積しやすい体質をつくります。
1日2食は反対に太るんだ!  
 ●  朝食を抜くと、つい昼食や夕食を食べすぎたり、甘いものを間食でとったり、エネルギー過剰になります。
   ★ 糖分や油分の多い菓子パンや惣菜パン、ドーナッツなどはさけましょう

朝食を食べる生活を始めましょう
~少しずつ食べる習慣をつけましょう~
STEP1 食べる時間を作りましょう!
 「食べる時間がない」という人はまず、時間を作る工夫をしましょう。
 1.夜更かしをしない 2.今より20分早く起きる 
 少しずつ、朝型生活に切り替えていきましょう。 今より少し早く起きて朝食を食べる時間を作りましょう 
STEP2 食べられる体をつくりましょう
 「朝は食欲がない」という人は、朝食をおいしく食べられるように体の状態を整えましょう。
1.夜食を食べない 2.夕食を食べすぎない
  飲み過ぎない 
3.夕食が遅くなる時は、
  少し軽めに食べる 
寝る前に食べてしまうと、翌朝は胃がもたれて食欲がわきません。 夕食を少し軽めにすると、朝は適度な空腹感があり、おいしく食べることが出来ます。  夕食が遅くなる時は、少し量をひかえめに。
また、揚げ物や肉料理などの高カロリーな料理は食べないようにしましょう。 
STEP3 すぐに食べられるものを準備しましょう!
 朝食の準備に時間がかからないように、前日に準備しておくとよいでしょう。
 1.すぐに食べられるものを
   購入しておく
2.つくりおきする  3.外で食べる 
パンや牛乳、ヨーグルトやバナナ、野菜ジュースなどすぐに食べられるものを買い置きしておきましょう。 夕食を作るとき、朝食の分も少し多めにつくっておくとよいでしょう。
休日に野菜スープや煮物などを作り置きして 、1食分ずつ冷凍保存しておくのもよいでしょう。
自宅で準備できない場合は、朝食を食べられるレストランやカフェを利用するのもよいでしょう。