脱! ロコモティブシンドローム     
           いつまでも元気に歩きたい!
 
   「最近、腰がだるい」「歩くと、ひざが少し痛い」、その痛みやだるさを年のせいだからと放置していませんか?
少しずつ進行する運動器の低下に気づいていますか。
 ★ 運動器疾患 
  ・ちょっと転んだだけで骨折しやすくなる ➡ 骨粗鬆症
・関節軟膏のすり減りで、痛くて曲げ伸ばしが十分できない ➡ 変形性関節症
・背骨の中を通っている神経が圧迫され痛みやしびれが出る ➡ 脊柱管狭窄症
 ★ ロコモティブシンドローム(運動器症候群)って? 
  ・骨、関節、筋肉などの運動器の働きが衰えると・・・・・
 人が、立つ・歩く・のぼる・おりる・走るなどに日常生活に必要な移動するために使う能力の低下をきたして、日常生活の自立度が下がり、人や道具の助けが必要になったり、寝たきりになる可能性が高くなります。
運動器の障害のために、転んで要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態がロコモティブシンドロームです。 
 ★ ロコモティブシンドロームチェック! 
   一つでも思い当たる項目があれば、ロコモティブシンドロームの心配があります。
自覚し、体操をやってみましょう。
 ① 家の中でつまづいたり、滑ったりする。 
 ②  階段を上がるのに手すりが必要。
 ③  15分くらい続けて歩けない。
 ④  片足立ちで靴下がはけない。
 ⑤  横断歩道を青信号で渡り切れない。
 ⑥  1リットルの牛乳パック2個(2kg)程度の荷物を持って帰るのがつらい。(困難である)
 ⑦  布団の上げ下ろしや、掃除機の使用がつらい。(困難である)
 ★ 運動時の注意点 
  ・無理はしない。
 身体の部位で痛いところがある場合は、痛くない部位を動かしましょう。
・息は止めない。 「1,2,3、・・・」号令をかけながらしましょう。
・運動しやすい服装と安全な場所で行いましょう。
・水分補給を運動の途中でも、こまめに行いましょう。